コロナでネット通販を利用する機会が増えたけど、ちょっとイメージと違ったな…
めんどくさいけど、今回は返品しよう。
でも、返品って迷惑じゃないかな?
いいえ、迷惑じゃありません!
普段ネットのアパレルショップで働いているので、「洋服をなるべく実物に近く、分かりやすく紹介する」を心がけてはいますが、やはり実物を見れないネット通販。
「イメージと違った」
「サイズ感が違った」
このような理由で、実店舗で買うより返品が増えるのはやむを得ないと思っています。
でも、返品の仕方によってはお店に良くないイメージを持たれてしまうこともあるかも!
今から書くケースは極端な例ですが、実際に見かけることがあるのでご紹介していきます。
本当にあった怖い返品
荷物の送り方
- 商品をしわくちゃのまま箱に詰める。
- タグが折れている。
- 適切でない大きさの箱に詰めてパンパンの状態。
荷物を開けた瞬間ゲンナリしちゃいます。。
お客様にとってはもう必要のないものでも、私たちにとっては大切な商品。
返すまで大切に扱ってほしいと思います。
靴箱に直接・・・
上と似た話になりますが、たまーーーーーにいらっしゃるんです。
靴を返品したいから靴箱に直接送り状を貼って送り返してくるお客様が。
信じられないと思うけど、わたしも遭遇したことがあります。
靴箱が開かないように、フタと箱にガムテープ巻いて靴箱の天面に送り状を貼ってある荷物。
買ったときその状態で届いた?
テープ貼ってるその靴箱、その後どうすると思ってるの?
靴はもちろん、箱ももう一度商品として扱うんですけど???
と、怒り通り越して呆れちゃいます。笑
箱や付属品はもちろん、服についている紙タグも商品の一部。
ついているものすべてが揃ってこその商品です。
靴箱やしストックくらいあるやろ
という声が聞こえてきそうですが、ブランドやショップによっては販売する靴の数しか箱がなく、ストックを持っていないところもよくあります。
また、ストックがあっても靴箱に直接カラーやサイズが表記されていて、使いまわしが利かないなんてことも。
必ずダンボールや袋に入れて返送するようにしましょう。
そして、なるべくプチプチで包んでいただいた方がダメージが少なく安心です。
お店が指定した配送方法を使わない
ショップによって推奨する配送方法があるかと思います。
私の勤め先では「補償のある配送方法」での返送をお願いしています。
普段たくさんの荷物を運んでくれている配送会社の方々。
日々安全に、確実に荷物を届けるよう尽力してくださっていますが、不慮の事故で荷物が破損してしまう場合も。
どうせ返品するなら、かかるコストはなるべく安く抑えたい。
その気持ちも分かりますが、なにかあった時のために困らないように。
ショップが指定した方法は守るようにしましょう。
返品を何度も繰り返す
たとえ、
「納得して買い物がしたい!」
という気持ちでも、返品を繰り返すのは避けるのがベターです。
ショップも、荷物を送るのはタダじゃありません。
送料はもちろん、それを梱包するための資材や人件費などのコストもかかっています。
また、返品されることが決まった商品でも、お客様の手元にある間は当然再販することができません。
つまり、ショップにとってはその分売り時期を逃してしまうことにつながります。
ネットやし個人の名前なんか覚えてないやろ
そう思ってる方もいらっしゃるかもしれません。
でもネットだとお客様の情報は履歴に残るだけでなく、個人や小規模の店舗だとなおさらスタッフの記憶にも残るものです。
それは、よく利用してくださっている顧客様(お得意様)ももちろんのこと。
よく見かけるお名前は、やはり記憶に残りやすくなっていきます。
できればいいイメージで覚えておいてもらいたいですね♪
さいごに
ショップサイドの話にもなってしまいましたが、実店舗でもネットでも
「お客様に納得して買ってもらいたい」
と思って接客している人がほとんどで、
利益にならんから返品するな!
と思ってる会社はないと思います(笑)
でも、いくらサービスとはいえ、ショップの規定を守らなかったり、過度な返品は要注意!
ショップとお客様。
お互い気持ちのよい関係でいたいですね。
「ショップによる」
と言われればそれまでですがw
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